英語で引っ越しについて言おう!挨拶と例文、物件に関する表現。

私個人のことですが、つい先日、引越しをしました。

といっても、今までと同じ地域内なので、どちらかというと「住み替え」といった方がいいかもしれませんが。

なぜ引っ越すことになったのか?オーストラリアの住宅事情などを交えて、体験談をこちらのブログに詳しく書きました。

引越しました!(パースで賃貸物件選びと、物の処分方法)|パースで手作りざんまい

オーストラリア生活に興味がある方は、読んでみてください。

実は、私達家族は、パースでかれこれ5回も引っ越ししています(汗)。やれやれです。

始めてパースの家に入居することになった時。

「周りの人に、いついつに引っ越して来ました、って、英語でどう言うんだろう?

「引っ越して来た時って、周りの住人に英語でどんな挨拶をしたらいいんだろう?

そんなことから、わからないことだらけでした。

住んでいるうちに、いつの間にか隣の人が引っ越して行ったり、引越して来たり……。

また、私達自身もたびたび家を引っ越す中で、慣れていった部分、調べてわかった部分、人から教えてもらった部分、などなどの経験が増えるうちに、色んなことがわかるようになってきました。

というわけで今回は、「引っ越し」に関連する英語表現を紹介します。

英語で「引っ越す」「引っ越した」の言い方は?

英語で引っ越しのお知らせや挨拶は、どう言えばいい?

引っ越し業者を探したいけど、英語で何て言うの?

また、物件について英語で話す時、知っておくと便利な英単語・英語表現は?

これらについてまとめます。

スポンサーリンク

「引越し」って英語で何て言う?

まず、引っ越しとは英語で何と言うのでしょうか?

◆「引っ越す」の動詞

move

引越す

move in [ a house ]

引越して(家に)入居する

move out [ of a house ]

引越して(家を)退去する

move to ~

~(場所)に引っ越す

◆「引っ越し」の名詞

move または moving

引っ越し・引っ越すこと

removal

引っ越し(特に、それに伴い荷物を運ぶことを言う。イギリス英語で使われる)

relocation

引っ越し・移転(場所を変えること)

例文は、次の項で紹介します!

※ 「引っ越し」にも色んな表現があり、広告や文章などではさまざまな単語が使われますが、日常的なシーンの会話では、まず move や moving を覚えておくとよいでしょう。

引越しのお知らせや入居の挨拶をする時。

引っ越しをする時・した時、周りの友人知人にそのことを知らせる必要がありますよね。

英語では、そんな時どう言ったらよいでしょうか?

以下に、いくつかの例文を挙げます。

We’re moving to Sydney on Saturday 2 September.

9月2日土曜日に、シドニーへ引っ越します。

I’m moving out of this house this weekend.

今週末、この家を退去します。

I’ll let you know my new address when I finish moving in.

引越し(入居)が終わったら新しい住所を連絡するね。

I moved in next door to you yesterday.

私は昨日あなたの隣の家に引っ越して来ました。

I don’t know anything about this area, because I’ve just moved in.

引っ越して来たばかりなので、この地域のことについては何も知りません。

ちなみに、日本では新しい家へ引っ越すと、周りの家にご挨拶に行き、タオルなどの品物を配ったりすることも多いですよね。

「海外では、どんなふうにご近所に挨拶をするのだろう?」と、疑問に思う人もいるのではないでしょうか。

私の住む、オーストラリア・パースの場合ですが、世界各国からの移民が多いこともあり、決まった習慣のようなものはなさそうです。

わざわざ挨拶にいかなくちゃいけない、というような感じではありません。特に挨拶もせずに済ます人も多いようです。

まして、何か品物を渡す、というような習慣はありません。

ただ、やはり様子から「新しい人が引っ越して来た」ということは、周囲の住人にもわかると思うので、たとえば週末に家の前で顔を合わせた時などに、

Hi, I just moved in this house last week!

こんにちは!先週この家に越してきました。

みたいに切り出して、声をかけると喜ばれます。(あるいは、向こうから「引っ越して来たの?」と話しかけてくる場合もある)

その後、相手のテンションにもよると思いますが、

I’m Chieko. Nice to meet you!

Chiekoです。お会いできてうれしいです。

と、互いに名前を紹介し合ったり、

I have two children. My daughter is 15, and my son is 7.

We are Japanese.

子どもが2人います。娘は15歳で、息子は7歳です。

私達は日本人です。

等々、家族構成を紹介したりすることもあります。オーストラリアの人は、わりとそういう会話を楽しむのが好きで、フレンドリーですね。

家を退去する時も、特に決まりというものはありませんが、やはり引っ越しが決まったら、近所の人と顔を合わせた時に一言「いついつ退去します」と言っておくとよいと思います。

が、これも決まりというものではなく、住んでいる時の関係性(顔を合わせた時に挨拶する間柄だったか?など)によると思いますね。

引越しをお願いしたい!「引越し業者」って英語で?

引越しの際に、引っ越し業者にお願いすることも多いと思います。

「引っ越し業者」って、英語で何て言うの?

海外で引っ越し業者を探す時、どんな英単語で検索したらよいでしょうか?

いわゆる「引っ越しを請け負う会社」を表すには、以下のような英単語が使われます。

a moving company

a mover

a removalist

引越し屋さん

たとえば、

“perth movers”

でググってみると、

こんなふうに、パースの引っ越し業者がたくさん出てきます。

サービス内容も金額もさまざまです。

物件探しや契約の時に使われる!英単語

「賃貸物件」「不動産屋」「大家さん」「家賃」などなど……の言葉は、英語での言い方を覚えておくと、役立ちます。英語で物件の契約をする時、契約書にも必ず出てくる基本的な単語です。

家のことを話す時には、日常会話でも何気なく出てきますよね。

日本語 英語
不動産 real estate
不動産屋

不動産業者

real estate agent
大家さん

(物件の)貸主

owner

landlord

lessor

※一般的な会話には owner が最もよく使われる。landlord や lessor は、契約書などに登場する言葉。

借主

家を借りる人

tenant
物件 property

※property という単語には、「財産・所有物」という意味もあるが、不動産においては「物件・建物・家」のことを言う一般的な単語。

物件の担当者 property manager
家賃

賃貸料

rent

例)

This house is really nice, but rent is too high.

この家は本当にステキだけど、家賃が高すぎる。

家を借りる/貸す

rent(動詞)

例)

I’m renting a house.

私は借家に住んでいます。

家を持つ

持家がある

own(動詞)

例)

I own a house.

私は家を所有しています。

空き家 vacant house

vacant(形容詞)=空いている・人が使っていない

入居可 available

※「利用できる」という意味の形容詞だが、賃貸物件に関してavailable と言う場合は、入居できます、という意味。

例)

Available now

即入居可

Date available: 08-Sep-2017

2017年9月8日から入居可

契約 contract
保証金 bond

※最初に支払い、契約終了後、使用状況に応じて返還される

電気・ガス・水道

electricity, gas and water

例)

electricity, gas and water bill

水道光熱費

一戸建て house
ヴィラ villa

※オーストラリアでは、敷地の中に小さめな戸建て風の家が集合しているタイプの住宅を言う。

(マンション・アパートの)部屋・室 unit

例)

We’re looking for a furnished one-bedroom unit.

私達は、家具付き・1ベッドルームのマンションの物件を探しています。

マンション・アパートなど、集合住宅の建物全体 flat

例)

Can you see my flat over there?

向こう側に私のマンションが見えますか?

家具付きの(物件) furnished

(形容詞)

以上は、私の住むオーストラリアでよく使われる英語表現です。

もしかしたら、国により違いがあるかもしれません。

物件の様子を表す英語表現

「こんな物件を探しています。」

「今度の家はこんな感じなの。」

家探しや引越しの時、家の特徴や様子などを話すこともありますよね。

そんな時に役立つ、「家の様子を表す英語表現」をまとめました。

日本語 英語での表現
立地がよい。

便利な場所。

(交通の便がよい、ショッピングセンターに近い、など)

The location is good.

It’s convenient.

It’s conveniently located.

都心に近い。

都市の中心部にある。

It’s central.
家が広々としている。 It’s spacious.

※ 普通に「大きい家だ」と言いたいなら、

It’s big.

It’s large.

でもOKです。

家が狭い。

It’s compact.

※無駄に広くなく、程よい規模の「小さい家」を、良いニュアンスで表現する言葉。

It’s cramped.

※窮屈なようす。

部屋が明るい。 It’s bright.
古い。 It’s old.

※いわゆる古い様子。

It’s run-down.

※ 古くてボロボロな様子。

新しく建てられた(家)。新築。 It’s newly built.
現代的な。今風の。 It’s modern.
キレイ。清潔な。 It’s clean.
手入れがきちんとされている。 It’s well-maintained.
家賃が手ごろ(安い)。 It’s affordable.

例文)

My new house is convenient for transport.

次の家は、交通の便がよい。

※new house と言っているが、新しいという意味ではなく、「今度の家」という意味。

I prefer this house, because it’s modern, bright and clean! The house we saw yesterday was quite run-down, the rent was affordable, though.

この家の方がいいな。だって、今風で、明るくてキレイだもの!昨日見た家はだいぶ古びた感じだったよ。家賃はお手頃だったけど。

Our previous house was very spacious, but this house is compact, so we had to sell or throw away a lot of furniture when we moved in.

前の家はとても広かったけど、この家は狭いので、引越してくる時にたくさんの家具を売ったり捨てたりしなければならなかった。

まとめ

引っ越す時、物件を探す時。

やはりこんな時に使われる、独特の英単語や、英語表現というものがあります。

英語で誰かと「引越し」についてやりとりする時、今回紹介した表現は、知っておくと役立つでしょう。

ちなみに、日本では、家のタイプを言い表す時、2DK とか 3LDK とか言いますよね。

たとえば、

3LDK = 居間(L)、食事室(D)、台所(K)+ 3部屋

というような感じです。

オーストラリアでは、一般的に

2 bedrooms + 1 bathroom + 2 car spaces

のような言い方をします。

基本的には、これらの他に、「リビング+ダイニング+キッチン+庭」がつきます。その他、study roomtheatre room などがついている場合もあります。これについては、物件の詳細情報として、記載されていることが多いです。

同じ 「2 bedroom + 1 bathroom + 2 car spaces」の物件でも、実際には「広さも間取りもずいぶん違う!」。

また、日本ではよく、間取り図や、部屋ごとに「何畳」など広さが示されていますが、こちらではそういうものは、見たことがありません。

新しい物件以外は、「築年数」などもわかりません。以前「築何年くらい?」とプロパティマネージャーに聞いたら「知らない」と言われたことがありました(笑)。

英語環境での物件探しは、日本とずいぶん勝手が違いますね~。

スポンサーリンク

フォローする